202511 by Tanaka みんなで解決に向けて動きたい…

こんにちは、タナカです。 今週はありがたいことに、4回も講演の機会をいただきました。 ちょっとした講演シーズンに入ったようで、多くの方と直接お話しする中で、私自身も学びが増えています。 一方で、ふと気になることもあります。それは、少しだけ漂う解決への“おまかせ感”です。 ツーリストシップが取り組んでいるのは、誰もが関わる「街と旅のあり方」というテーマです。 つまり、私だけではなく、みなさん一人ひとりの行動や視点が、大きな力になります。 だからこそ、講演ではいつもお伝えしています。 まずは、自分の旅の仕方を少しだけ変えてみてほしい。 そして、旅先で出会う人や景色を見る目を、そっと変えてみてほしい。 変わるのも、変えるのも、自分自身から。 私たちの活動も、まだまだ道の途中です。 「〇〇が必要だと思うんですが、なぜしないんですか?」 「〇〇が大変です、なにか対策してもらえませんか?」 そんな質問をいただくこともあります。 とてもありがたい問いです。 でも、きっと必要だと思えたなら、あなたにもできること。 私だって、何も知らないちっぽけな大学生から始めたんです。 だから、こんなふうに伝えます。 「そうですね。では、一緒にやっていきましょう。」 小さな一歩が集まれば、街も旅も、もっとあたたかく変わっていきますから。

202511 by Uesato “はじめての駅”でドキドキ

先日、鉄道会社さんのされている謎解きゲームに参加しました。謎解きキット片手に謎を解き、いくつもの駅を巡っていくものでした。友人に誘われ参加したのですが、謎解きゲーム自体が初めての経験でした。 普段の私は、旅先クイズ会や私生活でも迎える側であることが多いです。けれどこの日は、仕事でもなく「ツーリストとして歩く側」になりました。 今回訪れた駅のほとんどが、私にとって初めて降り立つ場所。しかも、いわゆる観光地ではなく、“地元の生活が流れる静かな駅や町”が多かったです。初めての駅、出口は合っているのか、地図ではなく謎解きの指示を頼りに目的地を目指します。 『二つ目の横断歩道を左折、そのまましばらく進む。』指示に従い歩いてはみているものの「ここを歩いていいんだろうか」「静かにしなきゃ」というちょっとした緊張が胸の奥に生まれました。 そして何より、久しぶりに町の観光案内図や地図をじっくり見ました。いつもなら素通りする案内板が、知らない場所では急に“旅の命綱”になります。少しでも迷わないように、案内図を何度も確認しました。 途中、おそらく地域の方から声をかけられました。「何してるの?」驚いたけれど、とても柔らかい口調でした。あとから考えると、自分たちの住む地域に突然現れた、キット片手のいかにもよそから来た二人組。珍しかったのだと思います。 気になって、声をかけてくれたのかもしれません。「謎解きしてるんです。今これを解いています。難しいんです。」と返事。「俺にもわからんわ〜、頑張ってな〜」と返してくださいました。 初めての駅に降り、そこにいる人と話し、その町のご飯屋さんでごはんを食べました。(ご飯美味しかったです!店員さんも素敵でした♪)たった数時間でも、一歩家から出て、数駅移動して、旅ってこうして始まるんだなと感じました。 ふと気づきました。 ――これって、旅先で外国人旅行者が感じている気持ちと同じじゃない? 初めての駅で案内図を見つめる心細さ。道が合っているか不安になる気持ち。知らない土地で誰かのひと声にちょっと嬉しくなること。そして、その土地のごはんを食べる楽しみ。 いつもは迎える側が多かったけれどけれど、今回ばかりは“自分がツーリストになることで”心から理解できた気がします。 私が感じた安心や嬉しさは、クイズ会に来てくれる旅行者も、同じように感じているのかもしれない。いや、海を超えて、言葉の違う場所にいるのだからそれ以上かも! だからこそ、 ちょっとした笑顔やひと言が誰かの旅を支える力になるんだと思います。 謎解きゲームに誘ってもらえたおかげで、こんな形でツーリストシップを再発見するとは思いませんでした。 旅する側の気持ちに戻れた少し特別な一日になりました。ありがとう、友人T。(謎解きは無事にクリアしましたよ!謎解きって楽しいですね!) 次回、他のメンバーが更新しますので、お楽しみに♪寒くなってきましたね。風邪やインフルエンザが流行っていますので、手洗いうがいをして、しっかりとご飯を食べて、しっかりと休みましょう!それでは、また👋

202511 by Sakurai ―石垣島で感じた「旅の責任」と「つながり」

始発の南海電車に乗り、まだ静まり返った車内で「いよいよ石垣島だ」と胸が高鳴る。手荷物の重量制限が7キロまでということで少し緊張したが、無事にクリア。約3時間のフライトで、機内から見えた青い海と島の姿に思わず心が躍った。 ところが着陸寸前、強い風の影響で機体がふわりと再上昇。再チャレンジまでの10分間、少し不安な気持ちで窓の外を見つめた。しかし、周りの乗客は皆さん冷静。2度目のチャレンジで無事ランディングした瞬間、胸の中で思わず拍手を送った。 到着した石垣島は、思ったほど暑くなく曇り空。まずはいつもお世話になっているバナナ販売店へご挨拶。その後、以前訪れたときの記憶を頼りに「旅先クイズ会」を開く場所を探した。運良く見覚えのある風景を見つけ、準備開始。横断幕を机に取り付け、地図を貼り、ブザーと景品を並べて、ハッピを着れば、もう気分はお祭りモード。ターゲットは車の運転手さんたち。笑顔でブザーを鳴らしながら呼びかけたが、なかなか足を止めてもらえない。それでも「楽しそう!」と思ってもらえるように精一杯アピールした。約30分で撤収したが、「次こそは1人でも参加してもらおう」という新たな目標ができた。 午後は石垣市役所での商談まで時間があったので、徒歩で約8キロの道のりを歩くことに。途中、南国特有の植物や鳥たちに出会い、歩いてこそ見える景色を満喫していると、突然のスコール。全身ずぶ濡れになりながらも「これも旅の醍醐味」と歩き続けた。やがて雨もやみ、無事に市役所へ到着。温かく迎えてくださった職員の皆さんと、ツーリストシップの推進についてしっかり話し合うことができた。 夜は地元のおでん屋で沖縄おでんと八重山そば、そしてオリオンビールを。疲れた体に染みわたるおいしさに「来てよかった」と心から思った。 翌日はユーグレナモールの公設市場前で旅先クイズ会を開催。クルーズ船の寄港もなく人出は少ないと聞いていたが、石垣市役所の職員さんの協力もあり、いざ始めてみると次々と人が集まり、なんと74名もの方が参加してくださった。 関東や関西、九州、東海など日本各地から、さらには海外からも3名の参加者が。クイズを通じて「サンゴを踏まないように」「スピードを出しすぎないように」「ごみ分別の協力を」など、ツーリストシップの大切さを伝えた。参加者の方から「ツーリストシップ、大事だね」「それは守らなきゃ」といった言葉をいただき、胸が熱くなった。 修学旅行で訪れた高校生、一人旅の主婦、親子でスキューバダイビングを楽しみに来た方々――それぞれの旅の目的は違っても、「旅先での思いやり」というテーマでひとつにつながる瞬間があった。この出会いが、旅の価値をより深くしてくれる。 クイズ会のあとは、市民会館で開かれていた「宿泊税の活用」に関するディスカッションを傍聴。観光事業者の方々が真剣に意見を交わし、より良い観光地づくりを考えている姿に強く共感した。現場の声を聞くことで、自分の活動の方向性にも確信が持てたように思う。 夕食はスーパーで買った惣菜とサーターアンダギーを片手に、海辺で夕日を眺めながらの“贅沢ディナー”。波の音とオレンジ色の空、そして甘いアンダギー。何より心が満たされた時間だった。 次の日、朝5時に起床し、宿泊先に感謝を伝えて出発。空港までは徒歩で向かうことにした。まだ薄暗い中、ジョギングをする人や犬の散歩をする人たちがいて、「おはようございます!」と声をかけ合う。そのたびに心が温かくなり、「旅は人との挨拶から始まる」と改めて感じた。 途中、野生のキジや鳥たちに出会い、自然の豊かさを肌で感じる。道沿いにはマングローブツアーやスキューバダイビングの看板が並び、石垣島がいかに多彩な魅力を持つ観光地かを実感した。歩きながら、「ツーリストシップをもっと広め、この島がさらにワクワクする場所になっていけばいい」と心から願った。 今回の旅を通して、改めて石垣島の自然や文化の尊さを実感した。観光地としての発展ももちろん大切だが、その根底には「自然と人との共生」「地域への敬意」が欠かせない。ツーリストシップとは、単なるマナーやルールではなく、「旅先を思いやる心」そのものだと思う。

202511by Haruta 一人旅(出張)で気づいた、ツーリストシップの力

皆さん、一人旅ってしたことはありますか?出張を含めた一人旅のご経験がある方も多いかもしれませんね。終始一人で過ごしていると、誰かと会話する機会って意外と少ないものです。 先月、10月に第2回一斉旅先クイズ会があり、私は広島の宮島を担当いたしました。3月ぶりの広島出張で、仕事でバタバタしながらも、合間に観光をしたり、当日には多くの方と交流を図れたりと、充実した2泊3日でした。 その中で、旅先クイズ会以外の場面でも「旅行者として」交流を楽しむ瞬間がいくつかあり、ぜひこの場を借りて少しだけお話ししたいと思います。 初日は仕事の合間に、広島駅近くの「縮景園」という素敵な庭園を訪れました。平日だったこともあり、なんと来園者の9割ほどが外国人観光客。入口で警備員さんにおすすめコースを伺ったり、帰り際にはシニアのガイドさんが声をかけてくださり、庭園の歴史を教えてくれたり。そんな「交流」があったからこそ、縮景園を倍楽しめた気がします。 そして、旅先クイズ会当日は、日頃から多くの外国人観光客と接しているおかげか、現場を離れても自然と外国の方に話しかけられるようになっていました。(この現象、皆さんにも体感してほしいです!笑) 休憩時間には、廿日市市の職員の方に教えていただいた穴場のカフェへ。店内の9割は外国人観光客で、隣の席の方が「しその葉ジュース」を注文したい様子。でも“shiso leaf”が何かわからず、店員さんも英語対応が慣れていらっしゃらない感じ…。その方は「一旦決まったらまた呼びます」という感じで店員さんはカウンターに戻っていきました。そして、その隙を見て、思い切って私からスマホで写真を見せながら説明すると、「トライしてみるわ!」と笑顔で注文してくださいました。その後の感想は聞けませんでしたが、まさに“ツーリストシップ”を感じた瞬間。 ほかにも、宿泊先のホテルで日本人の方に「こっちのドライヤーの方が勢いがいいですよ!」と伝えたり、路面電車で精算方法を教えたり。少し“お節介だったかも”と思う場面もありましたが、どれも心が温かくなる小さな交流でした。 いや、これはお節介ではない。これもすべて、「ツーリストシップ」なんだと。そう思うと、なんだかすべてが前向きに見えてくる。ツーリストシップって、まるで魔法の言葉のようですね🌟 次の旅や出張先でも、また新しいツーリストシップを見つけたいと思います。次回は他のメンバーの活動コラムをお楽しみに♪ ↑縮景園withツーリストシップ行動集

202510 by Tanaka オーバーツーリズム解消して良いの?

最近少し気になっていることがある。 というのは、混んでいるところを見たら 「オーバーツーリズム」と言い過ぎではないだろうか、 ということである。 そして、 解消しようと動きすぎではないだろうか、 ということである。 目の前に、商店街があったとしよう。 いや、超有名観光スポットでも、なんでもいい。 多くの人が集まっており、ごった返している。 さて、これに対し、何か対策すべきか。 答えは、NOである。 少なくとも、この時点では。 ここで、渋滞で住民が暮らせないとか、ゴミの問題があるとか、自然破壊の問題があるとか、住居侵入の問題があるといった、何かしら具体的な問題が起きていたら、それは対策・周知が必要だ。 しかし、そう具体的な課題が出ていないのであれば、 そこまで多くの人が訪れる事に対して、怯え、怒りを感じなくてもいいのではないか。 そして、なぜ、こうもおもしろおかしく、動画をとり 「オーバーツーリズムだあ」と騒ぐのか。 その観光スポットにつくまでの道が渋滞したり、 最寄りの駅が使えないほど混雑をしているのなら、 住民が暮らしやすい環境を守ろう。 しかし、そのエリアは元々商店街で、住民とはバッティングしない? それなら、このオーバーな混雑は別に解消する必要はないのだ。 ここでの愚策をお伝えしよう。 それは、、、 ここの混雑は1点集中だからだ。 迂回道を作り、周りにも広げよう。 というものだ。 しかし、悲しきかな、そういうところに限って、地域住民が日々使う道と重なる。 しかもただ楽しくその有名スポットに来たかっただけの観光客が、 地域の道に入ったら地域に敬意を払う、なんて考えるだろうか。 悲しきかな、ツーリストシップではそれを目指したいが現状はそうではない。 そんな状況では、市民は怒るだろう。 なぜわざわざ市民の暮らしの中に、迂回道を作ったのだ、と。 何が言いたいかと言うと、 簡単に人気な場所を「分散」させないでほしいのだ。 本当にその観光地は、「分散」を狙うべきか。 いいじゃないか、そこだけ混むだけなら。 人がたくさんいたら、その分多いから行くのやめようと思う人も増えてくる。 もっと来てほしいなら、対策をしてもっと来れるようにしたらいいが、 分散と称してやっていることは、もう来てほしくなと言いながら、もっと来れる工夫なのだ… それにしても、頭ごなしに、人ごみ=悪としすぎである。 コロナじゃあるまい。 人の暮らしを守れているか、この視点が抜けた報道も対策も、何の意味もない。 最後に、こんなときのツーリストシップについて考えたい。 混雑しているときは、身動きが取れずらい可能性があるので時間に余裕をもつ。ゴミ箱はない可能性が高いので、マイゴミ袋を持つ。トイレを先に行っておくと安心だ。 或いは、混雑してないエリアに足を運んでみる。そんな場所には大抵地域の人の日々の暮らしがあるので、溶け込むように。早朝夜間は声をおさえて静かに。しかし、今日は静かな旅ではなくて、久々に仲良しグループでどんちゃん騒ぎしたいなら、住宅地の道を避け、商業エリアに行こう。 人を傷つけるものでなければ、基本的には、どんな旅行スタイルだっていいだろう。ただ、自分の状況にあった臨機応変な対応は考えたい。 とまあ、こんな感じで今日もゆらゆら思考を巡らし、思索に更けっている。

202510 by Uesato 英語が苦手。でも、話したいと思った旅先クイズ会

私の英語はまだまだだ。いや、全然話せないかも・・・旅先クイズ会でも、毎回あたふたしている。 「コンビニどこ?」「トイレどこ?」簡単な質問なら、指差しや身振りでなんとかなる。でも、参加者の中には、自分の国について楽しそうに話してくれる人も多い。そういう時、もっと話したいな、といつも思う。 これまで、英語は“勉強のため”のものでしかありませんでした。授業だから。テストがあるから。受験のためだから。(先生方、ごめんなさい。) インバウンドの人を見かけることは珍しくなかったけれど、自分から話しかけようと思ったことはなかったし、そもそも“話したい”と思う気持ちも、正直なかったです。 でも今は違います。ツーリストシップを「世界中の当たり前」にしたい。そう思いながら活動する中で、旅先クイズ会を重ねるたびに「もっと伝えたい」「もっと話したい」という気持ちが少しずつ大きくなっていきました。 それでも、やっぱり英語はむずかしい!! 旅先クイズ会にボランティアとして参加し始めた当初、参加者である旅行者の方に、よくこう伝えていました。「Sorry, I don’t speak English well.(英語をうまく話せなくてごめんね)」 すると多くの方が笑いながらこう言ってくれました。「No worries, I don’t speak Japanese anyway.(私も日本語話せないから大丈夫だよ)」その一言で、ふっと肩の力が抜けた気がしました。 私は毎日、日本語を話しています。そして、彼らは英語や自国の言葉を話して生きている。私にとっての“当たり前”は、彼らにとっての“当たり前”じゃない。でも、それは当たり前のことなんだと思ったんです。 誰かの当たり前が、誰かの当たり前じゃないことなんて、日常の中にいくらでもあるはずです。大事なのは、それを怖がらずに「違うね」と受け入れること。そして、「じゃあ、どうやって伝えようか?」「どうやって受け取ろうか?」と考えることだと思います。 言葉が通じなければ、翻訳を使えばいい。絵で説明してもいいし、身振り手振りだって立派なコミュニケーションです。そんな中で「ちょっと英語を話してみたいな」と思えたなら、それはもう第一歩ではないでしょうか。 英語じゃなくても、「ありがとう」や「こんにちは」を様々な国の言葉で伝えると、それだけで笑顔が返ってきます。 私はもっと話したい。ツーリストシップを伝えたい。そして、笑顔を増やしたいと思いました。だから、英語を学びたいという気持ちになりました。 私は、これからもがんばります!“勉強のため”ではなく、“つながるため”に。旅先クイズ会が、そう思わせてくれました。 旅先クイズ会では、ボランティアの方々にクイズを出題していただいています。そして、ずっとボランティアを募集中です。年齢・性別・国籍等に制限はありません。もし少しでもご興味があれば、ぜひ参加してみませんか? 自分の当たり前が通じない状況で、それでも誰かと“わかり合う”楽しさを、一緒に感じてみましょう。 次回、他のメンバーが更新しますので、お楽しみに♪そろそろ衣替えの時期ですね。季節の変わり目、皆さま体調にはくれぐれもお気をつけください。それでは、また👋

202510 by Sakurai 大阪・関西万博で感じた「ツーリストシップ」

こんにちは!サクライです!! 先日、ずっと楽しみにしていた大阪・関西万博へ行ってきました! 入場時間は12時。でも気合いを入れて、朝8時には地下鉄・朝潮橋近くの駐車場に到着。すでに人の波!地下鉄の駅も大混雑で、満員電車に何とか乗り込みました。「次は夢洲です!」のアナウンスとともに、コブクロのテーマソングが流れ、車内の空気が一気にワクワクモードに。 夢洲駅に着くと、巨大なデジタルサイネージが「ようこそ!」と出迎えてくれました。入場時間ごとに並ぶ場所が違い、私の列にもすでに100人ほど。幸いこの日は気温が穏やかで助かりましたが、真夏なら入場前にバテてしまいそうです。 待ち時間の間、スマホを見たりおしゃべりしたり、みんなそれぞれの時間を楽しんでいました。30分ごとに少しずつ列が進むスタイルで、移動のたびに座れたり立ったり。大人数をさばくには仕方ないですね。 いざ入場ゲート!と思ったら、QRコードがなかなか出てこず、5分ほど格闘(笑)ようやく入れたときの達成感といったらもう。 最初に並んだのはアメリカ館。実はフランス館が目的だったのですが、途中で変更不可に。でも結果的に大正解!外国人スタッフが丁寧に対応していて、質問していた方も笑顔で納得。まさに「ツーリストシップ」の瞬間でした。 アメリカ館の外では、大画面に雄大な自然や都市の映像が流れ、「やっぱりアメリカって広い!」と感動。展示の最後には“月の石”も登場!歴史的なロマンを感じました。続いて訪れたカンボジア館では、アンコールワットの精巧な模型にうっとり。「いつか行ってみたいな」と思わせてくれました。 その後も、各国のパビリオンを巡りながらショーや音楽を楽しみました。人気のフランス館ではなんと3時間待ち!でも不思議と苦になりません。みんな笑顔で、文句ひとつ言わず並んでいるんです。周りとおしゃべりしたり、期待を膨らませたり、そんな空気感も万博の魅力ですね。 フランス館の展示はやっぱり芸術的で美しく、並んだ甲斐がありました! そしてスイス館での出来事。前に並んでいた小さな子が泣き出し、さらに上の子が「トイレ行きたい!」。困っていたお母さんを見て、近くの来場者がスタッフを呼び、荷物を見てあげて…無事にトイレに行けて戻ったときには、みんな笑顔に。自然と会話が生まれて、ちょっとした温かい輪ができていました。こういう助け合いの気持ち、まさにツーリストシップだなぁと感じました。 最後は閉館間際に中国館へ!ギリギリで入れたのですが、そこで出会った方々とお話したら、なんと「今日で21回目」という万博マスターが!もう一組の方も「5回目で今日はたくさん回れた」と笑顔。初対面なのに、なんだか旅の仲間みたいな一体感が生まれたのが印象的でした。 スイス館も中国館も、とにかく面白かった!!帰りの地下鉄は大混雑でしたが、スタッフさんの誘導が見事でスムーズに乗車できました。本日の歩数は約2万歩。きっとみんな同じくらい歩いたでしょうね(笑) 想像以上に楽しく、心に残る一日でした。そして何より、人とのふれあいや助け合いの中で「ツーリストシップ」の大切さを改めて感じた万博でした。

202510 by Haruta ツーリストシップを着て、ツーリストシップを感じる

「Can I ask you a question?」 当法人のカンパニーカラーである黄色のツーリストシップTシャツ。これを着ていると、なぜか駅や道端で外国人観光客の方に声をかけられることが本当に多いんです。体感では百発八十中くらい?驚きですよね。 声をかけられる内容は、だいたい道案内。英語は日常会話程度なら何とかなるのですが、道は分からず、すぐに答えられなくて、結局スマホで調べながら案内することもしょっちゅうです。内心では「もっとスマートに案内できたらいいなあ」なんて思っています。 そもそもこの黄色いTシャツは、外で活動する時に少しでも印象に残るようにと、派手めな色をあえて選んだオフィシャル着。旅先クイズ会以外の場面でもよく着ています。まさかその効果で、観光客の方に“道案内ボランティア”のように見られることは想定外でしたが、「TOURIST」と書かれているからこそ親近感を持ってもらえたのかもしれません。理由ははっきりしませんが、なんだか嬉しいことです。 ツーリストシップの行動指針のひとつに「ホストになる」があります。大切だと人に伝えてはいるものの、実際に行動できる場面はあまり多くなく…。なぜか困っている人を見かける時に限って「遅刻できない予定」が入っていて助けられないことも多いんです。思わず「神様って意地悪だな」と感じる瞬間も(笑)。 そんな私にとって、このTシャツを着ているからこそ自然に声をかけられ、旅行者の方を助けられるのはありがたいことです。 先日、ついに黄色ではなく白のツーリストシップTシャツを着ていた時にも、偶然チャンスが訪れました。改札で切符が通らず困っていた外国人ご夫婦に声をかけ、駅員さんのところまでご案内したんです。ほんの数分のことでしたが、最後にいただいた「You are kind」という言葉が、とても心に残りました。 日頃からTシャツを着続けていることで、自然と「ツーリストシップを発揮したい」という気持ちが芽生え、それが小さな行動につながったのかもしれません。 特別な出来事ではなくても、日常の中でツーリストシップを実感できたことが嬉しくて。そして改めて思いました——ありがとう、ツーリストシップTシャツ!

202509 by Tanaka 鬼滅の刃から考える「敬意」とは

こんにちは! ツーリストシップのタナカです。 今日は、ちょっと遅いけど、鬼滅の刃を見た時に思ったことについて、お話したいと思います。 やっぱりどこにいても、ツーリストシップと関係させながら考えちゃう癖が… 私たちは日々「敬意」という言葉を使います。旅先への敬意、文化への敬意、人への敬意。 ところが、映画『鬼滅の刃』を観た時、私は心の中で強い違和感を覚えました。 再生能力をもつ最強の鬼たちが、人間の必死の努力に向かって、「賞賛するよ」――つまり「敬意を払うよ」と口にするのです。 けれどその響きは、決して誉め言葉ではなく、あざ笑うような挑発に聞こえました。その瞬間、私は「敬意」という言葉の奥深さに気づかされたのです。 私たちは誰かに敬意を払うとき、相手との心理的距離を強く感じています。圧倒的にすごい存在――たとえば大谷翔平選手のような人――に対して払うものだと思っていました。 けれど鬼の言葉を通じて、実は「見下している相手」に対しても「敬意」やそのニュアンスの言葉を使えることを知ったのです。つまり敬意には、「憧れを込めた近づきたいと思う敬意」だけでなく「嘲笑を含む別に近づきたくはない敬意」もあるのでしょうか。 しかし後者の使用に対しては違和感があり、それは敬意の正しい使い方ではないように思います。私の中で敬意と言う言葉は、自分より上の何かに対してその価値を認め、あわよくば近づきたい行為なのではないかと思うのです。 しかし、それを考えるとまた変なことに気付きました。 「旅先への敬意」は、旅先を自分の文化よりすごいものとして敬うということ?うーん、変です。なんだか、違います。 そこで、英語のrespectを調べてみました。語源は、ラテン語の re-(再び)+specere(見る)。「もう一度見直す」「立ち止まって見つめ直す」という意味です。 つまり、旅先へのリスペクトとは、その土地の文化や人々を改めて見つめ直し、そのままの姿を受け入れること。上下の関係ではなく、フラットな姿勢から始まるのです。お恥ずかしながら、初めて知りましたが、上下関係がなくても「認める」という作業ができるのですね。なんだか、このほうが、しっくりきます。 異文化をじっくり見つめ直し、その存在をそのまま受け入れる、リスペクト。旅を豊かにする姿勢そのものだなと感じました。 敬意と言う言葉は日本らしくて素敵なのですが、ツーリストシップの文脈では、リスペクトという言葉が合うなと感じたところです。 鬼滅の刃を見ていただけなのですが、言葉の新しい側面を知れたことが、ちょっとハッピーでした。 次回、他のメンバーが更新しますので、お楽しみに!!

202509 by Sakurai 旅先クイズ会のドタバタ話

皆さんこんにちは。サクライです。 昨年、無事に還暦を迎えました。 世間的には「赤いちゃんちゃんこ」を着てお祝いする年齢ですが、私はその代わりに「第二の人生」という名の新しいステージに挑戦することにしました。 テーマはツーリストシップの普及活動。 ご縁と感謝を大事にしながら、なぜか自分でも「え、私がこれをやるの?」と首をかしげるようなことにも飛び込んでいます。 苦手なことから逃げてばかりいた自分が、今では「まぁ、やってみよか」と思えるようになったのは不思議なものです。 ときどき自分の成長ぶりにちょっとニヤッとしてしまう瞬間もあります。 これから、私の挑戦の数々を少しずつお話しできれば嬉しいです。 さて本日は、その中でも私がしっかり続けている「旅先クイズ会」について、最初のころのドタバタ話をさせてください。 旅先クイズ会とは、観光地の一角をお借りし、文化や歴史、観光マナーをクイズで楽しく伝えるマナー啓発イベントです。 最初にやったのは2023年1月、場所はなんと京都・祇園四条のど真ん中。 クイズパネルを持ち込み、通りかかる観光客に声をかけました。 日本人には「〇✖クイズ、参加しませんか?無料ですよ!」と呼び込み、外国人には勇気を振り絞って「Gion’s Quiz, let’s challenge? Play for free!」と片言英語で挑戦。 …ですが、最初の反応は「Who are you?」みたいな目線。 怪しい人に見えたのか、みんなスーッと通り過ぎていきました。 ようやく立ち止まってくれた観光客にブザーを渡し、クイズスタート!  しかし、ここで私の英語力が大きな壁に…。 前もって英文を練習してきたはずなのに、いざ本番になると「えーっと…」と詰まってしまい、会場(といっても歩道ですが)はしーん。 盛り上がるどころか、むしろ気まずい空気が流れてしまったのです。 それでも、何度かやるうちに、観光客の方が私の片言英語を聞いて笑ってくれるようになりました。 笑われたというより、笑いに変えてくれた、という方が正しいかもしれません。 そのおかげで、私の中にあった「外国人はちょっと怖いかも」という壁も少しずつ崩れていき、気づけば楽しんで会話できるようになっていました。 一緒に活動しているタナカ代表理事や大学生・社会人ボランティアの皆さんは、ほとんどが英語ペラペラ。 その中で私だけが片言英語。 「この調子で本当に続けられるのか?」と不安もありましたが、回を重ねるうちに「下手でもいい、自分なりの伝え方がある」と思えるようになりました。 今では、参加者に「楽しんでほしい!」という気持ちを前に出すことで、会場は十分に盛り上がるようになってきたと感じています。 次回、他のメンバーが更新しますので、お楽しみに!! 暑さの向こうにもうすぐ実りの秋。もう少しの辛抱ですよ!!